付属部分の製作

 本体以外に足・譜面台・等を組み立て、蓋と底板が必要です。チェンバロのよいところは足が本体から外れ、更に組み立て式になっており、二人くらいで割合簡単に持ち運べが出来る事です。キットでは一応それぞれの形には木を切ってありますが、切りっ放しなのと大きめなので、削ったりサンドペーパーを何度もかけて表面を滑らかにせねばなりません。足と蓋を付けるとチェンバロの全体像が見えてきて、何となくうれしくなってきます。底板は糊付けの後釘でしっかり固定させます。写真にありますように糊と釘を打った後クランプと呼ばれる締め具でしっかり締めて数日間固定します。蓋は一旦金具で本体に付けたOKであれば外し、弦を張りすべて作業が終わってから、最後にもう一度取り付ける事になります。

全体像蓋と足が付いている)
底板付け(クランプを20本くらい使って本体にしっかり固定させる)