始めに
以前アメリカに駐在していた頃、娘が教えてもらっていたピアノ教師のハズバンドが作ったチェンバロを見せてもらった事、友人のピアノ調律士から一緒にチェンバロを作らないかと誘われた事(このときは仕事が忙しく断念した)等があり、何時か作ってみようかという思いがどこかにありました。
サラリーマン生活を終えるに当たり、人生の区切り目として何か新たな挑戦をしようと考えた時に思い出したのがチェンバロでした。早速インターネットで調べて、偶然近くにチェンバロ製作者Aさんがいることが分かり、訪ねたところ、今は忙しくて手取り足取りで始めから教えるのは難しいが、キットを購入して、わからないことがあったり、道具や部品が必要な時には助けてあげますよと言われ、キットの購入を研究しました。
インターネットで調べて見ると幾つかのメーカーがキットを出している事がわかり、Eメールで問い合わせたところ、メーカーは2社位に集約され、多くはメーカーの代理業務をしていることが判明。機種については始めての製作であるが本格的な楽器にしたいと考え、Aさんにも相談して、FLEMISH SINGLE(鍵盤が1段)に決めました。
また、キットと言っても殆どばらばらの状態から完成品に近い状態まで段階があり、それによって値段も大きく違ましたが、出来るだけ自分で作ろうと考え、第2段階の枠部分だけ組み立てられたキットとしました。値段は日本円で60万円前後から100万円くらいまで差がありましたが、丁度メーカー直でその年に用意したキットの残りが2台あり荷造代・輸送料(航空便)込みでUSドル 5,400
というオファーがありましたので、アメリカのZukermann 製品に決めました。当時は1ドル120円程度でしたので65万円くらいの買い物になりました。
![]() |
flemish single |
![]() |
第2ステージの写真 (枠組みだけ出来ている状態) |